シャワー止水栓のメンテナンスと定期確認のすすめ!
シャワーの止水栓は、普段意識することなく使われていることが多いですが、いざという時にその真価を発揮する重要な部品です。水漏れなどの緊急事態に迅速に対応できるよう、日頃からのメンテナンスと定期的な確認が強く推奨されます。まず、ご自宅のシャワー水栓に付いている止水栓がどこにあるのかを把握しておくことが最も重要です。壁付き水栓であれば根元付近、ユニットバスの場合は点検口の内部などに設置されていることが多いので、一度確認しておきましょう。確認した止水栓の種類が、マイナスドライバー式か、ハンドル式かなども覚えておくと、いざという時に迷わず対応できます。次に、止水栓がスムーズに操作できるかを確認するために、年に一度程度、少しだけ回してみることをお勧めします。長期間動かさないでいると、内部が錆び付いたり、水垢が固着したりして、いざという時に固くて回せないという事態に陥ることがあります。ただし、この際、無理に力を加えて回しすぎると、かえって破損させてしまう危険性があるので注意が必要です。ほんの少し動かしてみて、固着がないかを確認する程度に留めましょう。もし、回してみて異常を感じた場合は、無理せず専門業者に相談することを検討してください。また、止水栓の周辺に水漏れの形跡がないか、目視で確認することもメンテナンスの一環です。小さな水漏れでも、放置すると建物の腐食やカビの原因となる可能性があります。これらの定期的な確認とメンテナンスを習慣化することで、シャワーの止水栓が常に正常に機能する状態を保ち、安心して快適なシャワータイムを享受することができるでしょう。